使いにくいデザイン? ~シャンプーの使い切り編~
こんにちは。
これからここのブログ欄で「日常生活の中にたくさん潜んでいる使いにくいデザイン」について投稿をしていきます。
発売されている商品はどれもすでにデザインされているもののはずなのに、どこか使いにくさを感じてしまいます。
そんな、ちょっと矛盾しているような世の中のデザインについてのお話です。
みなさんも毎日するシャンプーやコンディショナー、トリートメントの使い切りについてお話していきます。
先日、社内での会話中に「もうすぐトリートメントが無くなりそうでポンプを押しても出てこない時期になってしまった。」と嘆いているメンバーがいました。
なんでも、ボトルの下の方に残ったトリートメントは約10回分はあるのに、逆さまにして振らなければ出てこないので面倒だから憂鬱だという。
これはたぶん誰もが共感できる体験でしょう。
そもそも、これらの必要消耗品は手間が多いように感じます。
買って帰ってきた詰替え用のパックをボトルに移し入れる、パックに残らないようしぼりきる、使い終わり際にはポンプで出てこない残りを出そうとする必要があります。
ヘアケア商品にはたくさんのブランドがあって、たくさんの種類があるにも関わらずほとんどの詰替えパックも同じようなデザインです。
もちろんシャンプーやリンスはヘアケアをするためのものなので、実際の商品である“中身”が重要であって開発・改善されています。
ですが、ユーザーにとっては詰め替えるという作業も必要不可欠な行為であるからして「パックのデザイン」にも着目して開発してほしいと思います。
かくいう私は、1年ほど前から前述した悩みから解放されました。
私は長らくの間、花王のメリットを愛用しています。
花王は数年前から「ラクラクecoパック」という独自の詰替えパックになっており、詰替えがしやすく従来品よりもコンパクトサイズです。
また、詰め替える必要がない、「スマートホルダー」・「らくらくスイッチ」という商品も出しています。
100円ショップでも同じような商品があったので私はそちらを使用しています。
ケースにそのまま取り付けて、ポンプノズルを差し込むだけ。エアレスポンプなので使い終わりがぺちゃんこになってくれて気持ちよく使い切れます。
(画像のものはまだ使いかけですが、もっとぺったんこになってくれます笑)
詰替えパックやボトル、使い切るまでの行為までもがもっともっとデザインされて、使いにくいデザインがなくなるといいなあ。と考えながら、
今回はここらへんでしつれいします。では、また次回の投稿でお会いしましょう。(T・S)
「スマートホルダー」は花王の登録商標です。