何度もなんどもナンドモ

スマホを使って様々なことができるようになりました。スマホによって生活が便利になるだけでなく、新しい楽しみも増えて大いに利用しています。

いろいろなサービスをスマホのアプリを通じて使っていますが、一部のサービスではちょっと使いにくいところがあったりします。大きな意味では便利に楽しく使っていますが、だからこそ使い勝手のところでおかしなところが気になってしまうのかもしれません。

ときどきランニングをしているのですが、スマホや手首につけるトラッカーで走った距離や時間を記録していました。最近CASIOとASICSが共同でランニングフォームを解析・記録するモーションセンサーを出したというので、早速購入して使い始めています。距離や時間が残ることでランニングを続けるモチベーションにもなっていて、製品自体は楽しく使っています。

CASIO × ASICS MOTION SENSOR

しかし、iPhoneとの連携につかうRunmetrixアプリが少し残念なことになっています。機器と連動するアプリを立ち上げると2~3回に1回ぐらいの割合でログインが解除されて、再度ログインすることを要求されます。確かにあまりに長い間ログインしたままだとセキュリティが低下するとか、アカウントやパスワードを忘れてしまうといったことがあるかもしれません。また、OSがメジャーバージョンアップしたときには、OS側から新アプリとして認識されてログアウトしていまうのかもしれません(そうなのでしょうか?)。しかしこのアプリはかなり高い頻度でログアウトしてしまい、毎週再ログインしている状態です。ここまでくるとアプリを立ち上げるたびに、今回もログアウトしているんじゃないかと心配になったり、ログインするのが面倒になってきてアプリを使いたくなくなるぐらい、ユーザーの心理的に良いことがありません。

この勝手にログアウトと似たことがアプリとモーションセンサーの間でも起こります。10回に1回程度の頻度でアプリからセンサーを認識しなくなってしまうのです。こちらはアプリ側から認識できていないセンサーの接続を一度解除してから、再度新しいセンサーとして接続しなおしてあげる必要があります。ランニングから帰ってきてセンサーが認識されないと、走ってきたデータも消えてしまっているのではないかと心配になりますが、さすがにデータが消えていたことはありません。

他のアプリでも勝手に何度もログアウトしたり接続が切れたりすることもありましたが、徐々に改善されてきて最近はそのようなことが減ってきていましたので、CASIOのアプリはちょっと気になります。メールアドレスの欄にカーソルがあるときには、きちんとメールアドレス入力キーボードになるので、使い勝手などはしっかり考えているアプリと思っています。CASIOのアプリはまだ新しいので、技術的なノウハウが今積まれている状況なのだろうと想像して、応援する意味でもまだしばらくは使ってみるつもりです。

勝手にログアウトとは少し違いますが、アプリなのにいちいちWEBページに飛ばされてそのたびにログインを要求されるアプリがあります。最近使ったものですとヤマト運輸です。ヤマト運輸は積極的にシステムを構築しているように見えて、ユーザーとして宅急便を送ったり受け取ったりするときのアプリの使い勝手はどんどん良くなってきていると思いますが、ちょっと違うことをしようとすると何度もWEBページに飛ばされてそのたびにログインを要求されました。しかもそのたびにアプリ切り替えの画面の動き(横方向にグワンと動いて違うアプリに入れ替わる画面の動き)があって、疲れるというかイライラするというか、かなりユーザー体験が悪いと感じました。アプリ開発が難しいことは想像つくのですが改良されることを願っています。

ヤマト運輸アプリ