旅先の住所は認識していない
新型コロナウイルスの感染も落ち着いてきて、旅行にも行けるようになってきました。全国旅行支援として宿泊するとクーポンがもらえるので、可能なら有効利用したいですよね。私も早速使用してみましたが、アプリでもWEBアプリでもちょっと引っかかったところがありました。
アプリをインストールしたり、チャージのためにQRコードを読み込んだりするところは一般的なユーザーインターフェースになっていますので、特に問題になることはないでしょう。
さて、いざどこでクーポン使おうかなと考えたときに、現在地の近くを探すことはマップに表示されるので便利です。しかし、これから行こうとしている場所で使えるかどうか調べるのに苦労しました。
使えるお店を場所の検索で調べようとすると、市区別で地域を選ぶ方式なのです。これはregionPayを使ってる東京や静岡などでも、WEBアプリの岡山でも同じでした。旅行なので普段自分が生活してない場所に行くことになりますが、今から訪れる観光地が存在する区名を知っていますか?日本三名園の一つである岡山後楽園が岡山市にあることは予想できても、何区にあるかまでは普通は知らないと思います。もちろん岡山後楽園まで行ってから、近くのショップを探す方法もありますが、そこまで行く前に使った方が良いのか、行ってから使った方が良いのかなど、厳密ではくてもある程度予定しておきたくないですか。
行政が中心なので市区町村で分けるのは分からなくはありませんが、ユーザーにとってはとても使いにくい仕様になっています。その点、不動産紹介サービスでは、沿線や駅名であったり、キーワードでも検索できるので探しやすくなっています。たしかに一時的な施策のために行政がどこまで手間とお金をかけられるか難しいところですが、せめて駅名や有名観光地ぐらいでは検索できると使い勝手が良くなるかと思います。